球団側は今季の戦力として中村選手を認めつつも、昨季の成績が85試合で打率2割3分2厘、12本塁打と大きく期待を裏切る結果になったため、減額制限の40%を超える1億2000万円減の8000万円を提示。これに対し、中村選手は死球による負傷を公傷扱いにすることと、球団のPRに清原選手とともに貢献したとして「ブランド料」を要求し、話し合いは平行線をたどっていた。
中村選手としては、同じような成績に終わった清原選手が現状維持で契約をしたことが気に入らなかったのだろう。確かに納得できないと思うし、理不尽だとも思う。しかし、それを見返す意気込みを見たかった。今季、素晴らしい活躍を見せればファンも味方についてくれるし、来季の年俸の大幅なアップも世論を味方にして実現できるはずだ。その意気込みがなかったのは残念だ。
それに、「ブランド料」を要求しているようだが、プロスポーツが人気商売である以上、球団のPRに選手が協力するのは当然である。これもファンサービスの一環であるが、こういうことを積極的にやっていこうというのが2004年の球界再編問題ではなかったのではないか。こういったファンサービスにまで査定に入れてくれというのはちょっとおかしな気がする。
気になる移籍先だが、「国内でのプレーを優先する」とのこと。しかし、もうすでに各球団ともに編成はほぼ終わっており、新たに獲得を表明する球団があるのかどうか。2003年以降、満足な成績を残せていないうえに、前川容疑者ほどではないが、色々と物議を醸してきた選手だけに各球団ともに中村選手の獲得には二の足を踏むというのは予測できる。獲得球団がないまま再渡米、あるいは台湾球界入りなんてこともあるかもしれない。ちなみに2003年以降の成績を見てみると、
2003年 117試合 打率.236 23本塁打 67打点
2004年 105試合 打率.274 19本塁打 66打点
2005年※101試合 打率.249 22本塁打 67打点
2006年 85試合 打率.232 12本塁打 45打点
※マイナーリーグでの成績
この4年間の成績を見て2億以上の年俸を払う気前の良い球団はないと思うのだが。2004年 105試合 打率.274 19本塁打 66打点
2005年※101試合 打率.249 22本塁打 67打点
2006年 85試合 打率.232 12本塁打 45打点
※マイナーリーグでの成績
結局、清原選手の優遇により1年で解散に追い込まれた「ソースとマヨネーズ」コンビ。今年に入って問題山積のオリックスだが、新任のコリンズ監督も頭の痛いところだ。
お金の問題じゃないと言っておきながら、ブランド料を要求したり何を求めているのか分かりませんね。退団を要求しておいて、退団は求めてないと言ったり、本当に分かりません。このまま引退に追い込まれれば、本当に寂しい話です。