2006年11月10日

阪神ついに井川のポスティングを認める

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 とうとう認めてしまったか。阪神は井川慶投手のポスティングシステムによるメジャー移籍を認めた。井川投手は「阪神の代表、日本の代表として恥のない成績を収めていきたい」と述べ、選手会長の赤星憲広選手もエールを送った。

 一昨年のオフに井川投手はメジャー移籍を訴え、もめにもめた。結局契約更改をしたのは春季キャンプの直前だった。昨オフでも混乱が予想されたが、12月中にあっさり井川投手のほうから白旗をあげ、残留が決定した。井川投手はこのとき、「球団に了承してもらえるような環境作りをしていきたい」「今季の成績に納得しておらず、早くサインしようと思っていた」と述べていたが、昨季の成績は数字以上に内容はひどく、メジャー移籍しても良い契約はできないため得策ではないと考えたと思われる。また、あっさり白旗をあげたところをみると、球団側となんらかの約束が交わされていた可能性が高い。そして今日、3年越しの夢がかなってメジャー移籍の許可をされたわけである。

 今回の井川投手のポスティングについて、牧田俊洋球団社長は「選手の希望による移籍はFAだけと理解している」として「井川君が前例になるとは考えていない」と話しているが、果たしてそうか。一度認めてしまえば例外は例外ではなくなる。阪神の選手の中から「オレもポスティングでメジャーへ」などと言い出す選手が出てくるに決まってる。「井川には認めて、オレはなんであかんねん」と言われたらどうする気なのか。2,3年ゴネればメジャーへ行けるという風潮になってしまう。せっかく苦労して育てた選手が、4,5年活躍しただけでメジャー移籍してしまってはもうチーム作りどころではなくなる。完全にマイナーリーグだ。そうならないために、球団としては昨年、一昨年のように「認めない」という毅然たる態度をとってほしかった。

 それにしても松坂大輔投手といい井川投手といい、なぜポスティングが認められた途端、あんなに晴れやかな表情になるのか。松井秀喜選手がFAでメジャー移籍する際、晴れやかな表情どころか非常に申し訳なさそうな表情、話し方であった。FA移籍なので別に問題ないのに。このあたりが非常に対照的だ。最近の日本は義理人情を大切にする文化から、何事にも金、人間関係もドライという悪い意味で欧米的になりつつある。そこには育ててくれた球団やファンに対する感謝の気持ちはほとんどない。政治経済だけではなく、野球界も欧米化されつつあるようである。

 最後に、井川投手には球団への恩義は一生忘れないでほしいと思う。
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posted by 競阪神 at 22:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 阪神タイガース



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