F1フランスGPは、フェラーリのミハエル・シューマッハがアメリカGPに続いて優勝。2位に入ったルノーのフェルナンド・アロンソとのポイント差を17ポイントに縮めた。しかし、フェラーリにとって誤算だったのはフェリペ・マッサが3位に終わったことだ。
レース中盤にアロンソがフェラーリの前に出るのが難しいと見るや、3ストップ作戦から2ストップに変更し、マッサの前に出ることに成功した。このあたりがアロンソはさすがだ。
逆にフェラーリにとっては2戦連続で1-2フィニッシュができなかったのが悔やまれる。フェラーリの2台は良いペースで走っていたのに、最後の最後に逆転された。しかし、スタート直後にスタートの良いルノーをマッサが抑えて2番手のポジションをキープしたのは大きかった。もしアロンソにかわされていれば、レースの展開は変わっていた。マッサが「ふたをした」状態を作り出したため、シューマッハはアロンソとの差を広げることができた。そういう意味ではマッサは良い仕事ができたので、フェラーリにとっては良い結果を得ることができたと言える。
ブリヂストンタイヤの性能が飛躍的に上がったのか、最近トヨタの調子が良い。今季、ミシュランからブリヂストンにタイヤを変更したトヨタだが、序盤戦はタイヤが温まらず、グリップしない問題を抱えていたが、大分改善されたようだ。最近のレースを見ていると、かなり速さが出てきている。難点は信頼性が低く、エンジンブローが多いところだが、今季中に何度か表彰台には登れそうだ。
逆に不甲斐ないのはホンダだ。予選でジェンソン・バトンが第1ピリオドでノックアウトされ19番手に終わり、ルーベンス・バリチェロも14番手に終わった。決勝でも2台ともリタイヤに終わり、全く良いところはなかった。開幕前のテストで好調だったので、今年こそ第3期ホンダ優勝も期待されたが、もうその期待をしている人もほとんどいなくなってしまった。佐藤琢磨を放出し、人気面でも落ち目のホンダだが、いい加減に結果を残さないとダメだろう。
一部報道では鈴鹿でのF1開催も今年が最後だという。今年も私は観戦予定だが、それまでチャンピオン争いは終わらせないでもらいたい。
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