2006年05月30日

プレーオフ実施絶対反対

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 サンスポの記事によると、セ・リーグもプレーオフ実施を決定したようだ。パ・リーグとは異なり、あくまでもシーズン1位のチームを優勝とし、プレーオフは日本シリーズ出場決定戦だという位置づけだ。しかし、この方式だと優勝していないにもかかわらず、日本シリーズに出場してしまう球団が出てしまう可能性があり、何のための日本シリーズなのかと私は疑問に思う。日本シリーズは日本一の球団を決める試合ではないのか。

 もういい加減、こんな小手先の改革はやめてほしい。セ・リーグもパ・リーグと同様の方式のプレーオフを実施するという。昨年、一昨年とあれだけプレーオフについて疑問が出てきたにもかかわらず、セ・リーグもパ・リーグと同じ方式のプレーオフを実施するとは、プロ野球の運営者は本当に何を考えているのかわからない。

 何度も同じことを言うようで申し訳ないが、今の方式だと約半年間、百数十試合を戦ってきた結果があまりにも軽んじられている。年間本塁打記録55本とか、そういった個人記録だけのために百数十試合を戦っている気がしてならないのである。言い換えれば、年間80試合とか90試合しか行わなければ、過去の選手との記録の比較ができないために、その整合性を保つだけのために百数十試合の試合を行っているにすぎない。

 プレーオフを実施する根拠として、それによってパ・リーグが盛り上がっているからだという。それは気になるだろう。自分の応援しているチームが、もしかしたらシーズン1位にもかかわらず、日本シリーズに出られないのかもしれないのだから。あるいは2位、3位にもかかわらず、日本シリーズに出られるかもしれず、さらには日本一になることもできるかもしれないのだから。これはあくまでも「作り上げられた盛り上がり」であって、「本当の盛り上がり」ではない。「作りあげられた盛り上がり」はいずれ飽きられるときがくる。

 1992年はプロ野球史上最大の盛り上がりを見せたシーズンであった。1位のヤクルトが69勝61敗、最下位の中日が60勝70敗と全チームが60勝台と大混戦のシーズンであった。ヤクルト、巨人、阪神、広島の4球団による優勝争いを繰り広げたのであるが、大洋や中日も上位いじめをしたために、どのチームも抜け出せそうで抜け出せない状況であった。最終的にヤクルトが優勝を決めたのは130試合中の129試合目。大混戦のシーズンであった。

 これだけ盛り上がったシーズンであったため、観客動員も1384万1000人とセ・リーグ史上最高の観客動員を記録している。92年当時は現在のように実数発表ではないため、単純には比較できないが、大いに盛り上がったシーズンであったことだけは間違いない。

 それでは「92年のシーズン」をもう一度作るにはどうすればよいか。シーズン終盤になってほぼ優勝チームが見えてくるのではなく、複数球団による優勝争いを見ることができるようにしなければならない。このような状況を作るには、各球団の戦力均衡を図らねばならない。そのために2つの方法があると思う。1つ目はドラフトの完全ウェーバー制導入、もうひとつはFA制度の改革である。

 ドラフトの完全ウェーバー方式にすれば、最下位のチームから指名できるので、良い選手は下位球団が指名でき、戦力がある程度均衡化が図れる。完全ウェーバー制の弊害として、シーズン終盤になるとわざと負けるようなチームが出てくる可能性があり、「最下位争い」が激化する恐れがある。それを回避するために、まずメジャーのようにテレビ放映権をコミッショナーが一括管理する。そして、順位に応じて放映権料を分配し、極端な話だが、最下位チームは放映権はゼロとするようなペナルティーを与える。厳しいかもしれないが、サッカーの場合は2部に降格すると、観客収入や放映権料はがた落ちとなるので、ペナルティーを受けているのと同じである。最下位でも安穏としていられるほうがおかしいのだ。

 ドラフトの完全ウェーバー方式によって、選手は行きたい球団を選べないのだから、FA権の資格取得にかかる期間を短縮せねばならない。それと同時に、FAで1球団に取ることのできる選手を2人から1人に削減、人的補償の際のプロテクトできる選手の人数を現行の28人から削減する。こういったことを行えば、すぐには無理だが、時間をかければ戦力の均衡化は図れる。

 よく言われることだが、「野球は筋書きのないドラマ」だからおもしろいのだ。現行のようなプレーオフのように、「筋書き」を作ってしまったら興味が失せてしまう。今のようなプレーオフをやっていれば、ファンは絶対ソッポをむく。もっと根本の部分にメスを入れなければならない。
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posted by 競阪神 at 16:08 | Comment(2) | TrackBack(0) | プレーオフ絶対反対



この記事へのコメント
まったくおっしゃるとおりです。
プレーオフ推進派はリーグ全体の盛り上がりのために
プレーオフが必要なんだと必ず言いますが、
「1位通過したホークスのファンだったとしたら
去年やおととしどう感じたとおもう」と聞くと
答えに窮するか「そりゃ暴れるよ」と答える人が
大半です。リーグ全体のために、と言いながら
最も評価されるべき1位チームの気持ちは無視している。
戦力が均衡するような制度設計を急ぐことが大事なのであって
よそより頑張ったチームの功績をフイにしてしまう
こんなふざけた制度は即刻改めるべきです。
Posted by たこす at 2006年06月27日 02:54
コメントありがとうございます。

今のプレーオフ制度はあまりにもシーズンの成績を軽視しすぎています。「セ・パ同じ方式で優勝を決めたほうが良い」という意見もありますが、セ・リーグは間違ったことまで合わせる必要はありません。FAにしてもドラフトにしても、特定の球団に良い選手が集中している現状を改め、戦力均衡を図るべきです。そうすれば拮抗した優勝争いが見られ、プレーオフを実施しなくても野球界は盛り上がるはずです。
Posted by 競阪神 at 2006年06月27日 18:57
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