2006年05月09日

なかなか縮まらないアロンソとシューマッハの差

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 ヨーロッパGPは予選2番手につけていたフェラーリのミハエル・シューマッハが優勝、今季初PPを獲得していたルノーのフェルナンド・アロンソが2位という結果になった。これでシューマッハは前戦のサンマリノGPから連勝となったが、アロンソも2戦続けて2位に入ったため、なかなかポイント差が縮まらない。

 ヨーロッパGP終了時点でポイントリーダーのアロンソが44ポイント、2位のシューマッハが31ポイントとなっている。今のレギュレーションではこの13ポイント差を逆転するのはなかなか難しい。

 2002年以前までは優勝が10ポイント、2位が6ポイントで4ポイントの差があったが、2003年からは2位が8ポイントとなったため、優勝と2位との差が2ポイントの差でしかない。アロンソは昨年から12戦連続で表彰台に上がっており、安定したレースを続けている。昨年もマクラーレンのキミ・ライコネンが中盤以降、猛烈に追い上げてきたが、アロンソが表彰台にコンスタントに上がり続けていたため、ライコネンがいくら優勝してもなかなかポイント差は縮まらなかった。そして、アロンソは昨年の序盤で連勝を重ね、その貯金を保ちながら逃げ切って、チャンピオンを獲得した。

 この安定した走りは、アロンソの安定したドライビングとルノーの抜群の信頼性の賜物である。今のF1は先行逃げ切りが圧倒的に有利だ。追い上げるとなると、どうしてもエンジンに負担をかける走りをせざるを得ない。

 今のレギュレーションは2レース1エンジンであるから、エンジンに負担をかけるとトラブルが起こりやすくなる。エンジン交換をすればペナルティで10グリッド降格となる。そうなると、ますます上位を狙うのは厳しくなり、上位とのポイント差が開く。こういった具合に「負のスパイラル」に陥りやすい。昨年のライコネンがまさにこの状況であった。

 このままシューマッハが優勝、アロンソが2位という状況が仮に続いたとしても、シューマッハがアロンソを逆転できるのは第12戦ドイツGPになる。そこまでフェラーリのマシンがルノーを上回っているとは思えないので、アロンソも何度かは優勝するだろし、ルノーの信頼性を考えるとリタイヤを重ねることは考えづらく、表彰台には確実に上がってくるだろう。シューマッハが逆転してチャンピオンになるにはチームメイトのフェリペ・マッサのサポートが必要である。マッサがいかに2位に入り、シューマッハをサポートできるか。この点がこれからにの注目点だ。
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posted by 競阪神 at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(3) | F1



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