昨日行われたF1バーレーンGPは、昨年のチャンピオンのフェルナンド・アロンソ選手(ルノー)が後半にミハエル・シューマッハ選手(フェラーリ)を逆転して優勝した。2位はシューマッハ選手、3位は最後尾スタートのキミ・ライコネン選手(マクラーレン・メルセデス)が追い上げをみせた。
ホンダはテストの段階では好調と伝えられていたが、ジェンソン・バトン選手が4位、ルーベンス・バリチェロ選手は15位と期待はずれであった。
今回のレースは見ごたえがあったと思う。39周目に最後のピットインをしたアロンソ選手が、作業を終えて出てきたときに、2位のシューマッハ選手と1コーナーで際どいポジションを制したのは見事であった。フェラーリも去年のようなことはなさそうだが、若干ルノーより性能が劣っているような気がした。
キミ・ライコネン選手も最後尾スタートながら表彰台に上ったのは立派だ。ライコネン選手にはもっと信頼性のあるマシンに乗せてみたい。そうすれば、必ずチャンピオンを取るだろう。昨年も何度エンジン交換のペナルティで勝てるレースを落としたか分からない。
他にはウィリアムズの新人ニコ・ロズベルグ選手が若干20歳で、デビュー戦にもかかわらず、ベテランのクルサード選手(レッドブル・フェラーリ)らを抜き、7位入賞を果たしている。序盤でピットインを強いられて、この結果なのだからすごい新人が出てきたものだ。しかも今回ファステストラップも記録している。ちなみに、ロズベルグ選手の経歴を紹介しておくと、
・父は1982年にわずか1勝ながらウィリアムズでチャンピオンに輝いたケケ・ロズベルグで、1984年に第2期ホンダの初優勝をもたらしたドライバーでもある。
・2004年、ユーロF3ランキング4位、2005年、国際F3000が前身であるGP2の初代チャンピオン。
ウィリアムズは故アイルトン・セナ選手を最初にF1のテストに呼んだチームでもあるし、他にもジャック・ヴィルヌーヴ選手、ジェンソン・バトン選手、ファン・パブロ・モントーヤ選手らをデビューさせている。新人の起用は上手いチームといえるだろう。これからが非常に楽しみなドライバーだ。
スーパー・アグリは私の心配は杞憂に終わったようで、佐藤琢磨選手が無事完走を果たしている。デビュー戦としては上々だが、これからまだ厳しい戦いが待っている。
今年は今回のレースの1位から3位のドライバーであるアロンソ、シューマッハ、ライコネン3選手の争いになりそうだ。あまり差はなさそうなので、おもしろいシーズンになりそうだ。
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