フェラーリのミハエル・シューマッハが「もし、このまま勝つチャンスがなく、タイトル争いに加わることができないのなら、キャリアを続ける気持ちになれないだろう」と語り、引退を示唆した。
シューマッハはこれまで7度のチャンピオンに輝いているが、昨シーズンはフェラーリに在籍した10年間で最悪のシーズンを過ごしていた。わずか1勝、しかも、ミシュランタイヤ・ユーザーがレースをボイコットし、6台だけで行われたアメリカGPでの優勝で、あまり喜べるものでもなかった。もし、あのようなことがなければ、フェラーリ勢は未勝利に終わっていた可能性が高く、一昨年のシーズンで18戦15勝していたチームとは思えない有様であった。
シューマッハは今年37歳になり、キャリアを終えようとしている。F1の数々の記録を塗り変え、残っている記録といえば、セナの最多PP獲得数65回と、パトレーゼのGP最多出走回数256戦ぐらいのものである。昨年中にもセナの記録は塗り変えるであろうと思っていたのだが・・・。今まで引退に関しては頑なに否定し続けていただけに、なんらかの心境の変化があったと思われる。
もし、シューマッハが引退した場合、その影響はかなり大きそうだ。他のドライバーやスタッフの入れ替わりが多くなることが考えられ、フェラーリはジャン・トッドやロス・ブラウンもチームを去る可能性もある。ドライバーもポスト・シューマッハにライコネンの名前も挙がっており、今度のストーブリーグは忙しそうだ。ライコネンも今年でマクラーレンとの契約が切れ、今後の去就についても具体的な発表は行っていない。
シューマッハほど同じチームに長く在籍し、成功を納めてきたドライバーは、F1の歴史でも例がない。6年連続コンストラクターズタイトルを、5年連続ドライバーズタイトルを獲得するという偉業を達成したドライバーもいない。引退となったらどうなるのか、想像もできないが、今シーズンは目が離せなくなった。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/11469810
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.seesaa.jp/tb/11469810
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック